12/1/11

市場の質の経済学に関する国際学会を開催しました

11月18日と11月20日の3日間にわたり,中京大学経済研究所との共催で,名古屋都市センターにおいて市場の質の経済学に関する国際コンファレンスが開催されました.Ronald W.Jones先生やWilfred J. Ethier先生といった国際的にも著名な先生方をお招きしてご講演いただきました.

The Chukyo-Kyoto International Conference on International Trade and Macroeconomic Dynamics
2011/12/1
日時:
平成23年11月18日(金)~20日(日)
場所:
名古屋都市センター
プログラム:
The Cukyo-Kyoto International Conference

なお,このコンファレンスは本研究プロジェクトならびにグローバルCOEプログラム『市場の高質化と市場インフラの総合的設計』 の共催により開催されました.

11/24/11

西村和雄:サンタフェ研究所で講演(2011/11/07)

本プロジェクトメンバーの西村和雄教授が2011年11月6日~11日まで,アメリカのサンタフェ研究所を訪問し,講演を行いました.

Two Sector Model and Applications
2011/11/07
Kazuo Nishimura(Institute of Economic Research and SFI External Professor)
November 07, 2011, 12:15 PM
Medium Conference Room, Santa Fe Institute
Abstract: The two sector model is used in the intertemporal optimization theory and it often produces the complex dynamics as solutions. In this seminar, I will present the simple two sector modelof economic growth and show how it may be also applied to explaining patterns of human behavior.

10/28/11

市場の質と原発危機

最近,原発の事故の背後にある原因として,社会科学系の教育の質があるのではないかと考えています.もっと言うと,社会科学系の教育は想像力と判断力を学生諸君に身につけてもらうためにあると考えます.これについては,近畿化学という雑誌の11月号で説明しています.今後,より広いテーマでこの問題を論じていきたいと考えています.

10/26/11

理系出身者の年収に関する調査結果についてのマスコミ報道

本プロジェクトメンバーの西村和雄教授と平田純一教授が,同志社大学経済学部 八木匡教授,同社会学部 浦坂純子教授と行った共同研究の成果が,NHK,産経新聞などで報道されました。

大卒就業者の出身学部・得意科目と平均所得(年収)の関係を調べたところ,大学の理系学部で学んだ人たちは,文系学部で学んだ人よりも年収が高く,中でも物理を得意とする人ほど,年収が高い傾向があるとまとめられています。

以下に,各報道の記事を一部紹介いたします.
1) NHK (2011年10月23日 NHKニュースおはよう日本)
・NHKニュースWEB “理系でも物理好きは年収高い”(2011/10/23)

2) MSN産経ニュース
・「物理が得意な理系、高所得 平均681万円、科目間でも格差」(2011/10/21)

3) 時事ドットコム
・時事ドットコム「数学、物理得意だと高所得=「国語」と180万円差-大卒就業者1万人調査」(2011/10/20)

4) 科学新聞
・「理系出身者,得意科目で所得差」 (2011/10/28)

10/3/11

西村和雄:東北支援 数学文化講演会 in 山形(2011/10/9)

講演会チラシ日本数学協会主催,京都大学経済研究所,国際教育学会などの共催により,下記のとおり「東北支援 数学文化講演会 in 山形」を開催致します.

本プロジェクトからは,西村和雄教授が,第二部にて,上野健爾 京大名誉教授,森田康夫 東北大名誉教授と共に講演を行います.

高校生を対象とした講演ですが,一般の方も入場可能となっておりますので,ぜひご参加ください.また広くご周知頂けますと幸いです.

「東北支援 数学文化講演会 in 山形」
数学ができるとは何か ―ふかいことを おもしろく―
2011/10/09
こういう未曾有の危機にある東北だからこそ、もとめられるもの
それは、ものごとを論理的に筋道だってかんがえることができる力
井上ひさしがよく言っていた「ふかいことを おもしろく」考えること
東北の高校生におくる 日本を代表する数学者・経済学者からのメッセージ

日時:2011年10月9日(日)(9:30開場)10:00開演場所:山形大学小白川キャンパス理学部先端科学実験棟401教室
プログラム
司会:山形東高等学校 長澤 義博
10:00~12:30(一部)
映画 「博士の愛した数式」
解説: 森田 康夫 東北大学名誉教授(制作協力者)
13:30~17:00(二部)
講演 「数学ができるとは何か」
京都大学名誉教授 上野 健爾
東北大学名誉教授 森田 康夫
京都大学名誉教授 西村 和雄
入場:無料
(高校生向けですが一般の方も受け付けます。途中どこからでも参加可)
主催:日本数学協会共催:京都大学経済研究所 四日市大学関孝和数学研究所 国際教育学会後援:山形大学理学部 山形県教育委員会
連絡先:
山形東高校 長澤義博 TEL 023(631)3501(代表)
四日市大関孝和数学研究所 有田八州穂 TEL 03(5925)8347

08/24/11

矢野誠:コンラッドホテル東京にて講演(2011/9/12)

2011年9月12-13日にコンラッドホテル東京にてコングレスが開催されます。

このコングレスでは日本の機関投資家及び企業へ向けて重要な分析、討論、取引上の見解について提供されます。
本プロジェクトからも矢野が参加し,日本の復興についてお話をさせていただきます。

参加の問い合わせについては開催HPをご確認ください。

08/24/11

京大シンポ「復興と地域社会再生を考える」(2011/9/22 )

2011年9月22日(木)に京都大学シンポジウムシリーズ「大震災後を考える」シリーズXII 「復興と地域社会再生を考える」を開催いたします.

京都大学シンポジウムシリーズ「大震災後を考える」 シリーズXII 「復興と地域社会再生を考える」

震災復興は経済学的視点なしに進めることはできません。 本シンポジウム第Ⅰ部では、著名な経済学者を招いて、現在の問題点や今後のエネルギー政策の進むべき道について考えます。第Ⅱ部では震災復興の到達点と課題について様々な立場から討議し、会場とも質疑応答を行います。

時間:13:30~17:00
会場:京都大学 百周年時計台記念館 百周年記念ホール
アクセス:map
参加:申込制・無料

*参加方法等の詳細は、こちらをご覧ください。

プログラム: 開会挨拶(13:30–13:40)

第Ⅰ部エネルギー問題
講演1 (13:40–14:20)
「彦根城外堀のブラック・スワン―東日本大震災と原発事故を考える―」 佐和隆光 滋賀大学学長

講演2(14:20–15:00) 「日本の効率的エネルギーシステムの輸出」 岩田規久男 学習院大学経済学部教授

第Ⅱ部 震災復興を考える
問題提起(15:10–15:40)
「”免災”構造の国に向けて」 藻谷浩介 株式会社日本政策投資銀行参事役
パネルディスカッション(15:40–17:00)
パネリスト
岩田規久男 学習院大学経済学部教授
中澤正彦 京都大学経済研究所 先端政策分析研究センター准教授
間宮陽介 京都大学大学院人間・環境学研究科教授
コーディネーター 植田和弘 京都大学大学院経済学研究科教授

08/23/11

矢野誠:コッチ大学にて講演(2011/9/7)

2011年9月7-9日,第16回京都大学国際シンポジウムがトルコのコッチ大学で開催されます。
Koç University – Kyoto University International Symposium on “Innovative and Sustainable Development”: The 16th Kyoto University International Symposium, September 7-9, 2011

「革新的で持続可能な発展」(Innovative and Sustainable Development)をテーマとした今回のシンポジウムでは,本プロジェクトからも矢野が参加し,市場の質理論についてお話をさせていただきます。

07/25/11

第1回ブレーンストーミング会議(2011/7/19)

2011年7月19日(火) 第1回特別推進研究「経済危機と社会インフラの複雑系分析」ブレーンストーミング会議を開催しました. 会場: コープイン京都 会議室203号室 時間: 14:00~18:00

プログラム:
14:00 矢野 誠(京都大学経済研究所教授)「複雑系と経済分析」
15:05 太田 勝造(東京大学大学院法学研究科教授)「市場インフラとしての法の質:『法曹の質』研究からの示唆」
15:30 Daniel H. Foote(東京大学大学院法学研究科教授)「合衆国の法学教育の最近の動向から見た日本の法学教育の現状と課題」
15:55 Break
16:15 西村 和雄(京都大学経済研究所特任教授)「非線形システムと人的資本」
17:00 ブレーンストーミング 18:00 終了